QUNETTOクネット
人間融合工学チームと共同研究により開発された形状
取っ手と杖の機能を持つクネットのデザイン、カタチ。
波形手すり「クネット」は、ヒトを安全にやさしく支えるための手すりです。
手すりを持つ手の動きや角度を徹底的に追求し、「取っ手」のように使える垂直部と「杖」のように使える水平部を連続させた波形のカタチになりました。
まっすぐな手すりと比べて握ったときの手首の角度が自然なため、握りこみやすく、滑りにくい設計です。
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それぞれの身体状況、さまざまな動作を受け止めるユニバーサルデザイン手すりクネットは、「座る、立ち上がる、上る、下る」を楽に出来ます。手のひらで体重を支えやすくするため、膝への負担が1/3以下になりえることが明らかになりました。
- 歩行補助手すりが水平面を有することで、体重を支えやすくなる。
- 脚を曲げる角度が小さくなると共に、足腰への負担が大幅に減少する。
- 昇りの時、垂直面を引きつけることで、さらに床反応が減少する。また、両手で水平面と垂直面を支持することで身体が安定する。
ガイドライン・設計標準の適合
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バリアフリー新法
2006年に施工されたバリアフリー新法のガイドライン(2007年7月旅客施設編ガイドライン、2007年12月建築設計標準、2008年1月年公園ガイドラインそれぞれ発表済み)では、クネットは1段で、2段手すりと同等もしくは同等以上の機能を有するとして、ガイドライン・設計標準の適合商品となりました。
- ハートビル法
- 高齢者・障害者などが円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律
- 交通バリアフリー法
- 高齢者・障害者などが円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律
- バリアフリー新法
- 旅客施設、建築、道路・公園などの不特定多数が利用する場所に関して、 高齢者・障害者などの移動の円滑化促進に関係する法律です。
主な導入事例
- 小学校
- 公民館
- 駅構内
- 公園